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季の詞歳時記「老鶯」

  • willbe-ito
  • 2023年6月18日
  • 読了時間: 1分

俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。


老鶯や介護施設の朝早し


今が一年で最も朝が早い時期です。

今日の日の出は午前4時42分

鳥の囀りで起きる朝は気持ちが良いです。

そんな時、遠くの山で鳴く鶯の声を聞いて「今頃、まだ鳴いてるわ・・・」と、鶯は春に鳴くもんだとばかり思い込んでいました。


「老鶯」は、「ろうおう」と読み夏の季語で、年老いた鶯のことではなく、夏になっても鳴いている鶯の事を言うのだそうです。

夏になって声に張りの無くなった鶯と思うけれど、実際には鳴き始めのたどたどしい春の鶯に比べて夏の鶯の鳴き声は達者だそうです。

春に人里近くでたどたどしく鳴いていたのが、夏になり山林に巣をつくり、山河の中で高らかに鳴いているという事だったんですね。

そんな事も、母の俳句で知らされる今日この頃です。


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