2024年11月に観た映画
- willbe-ito
- 2024年11月30日
- 読了時間: 3分
毎月、月末はその月に観た映画のまとめ
今月劇場で鑑賞したのは4本
■最後の乗客

55分と短いインディーズ作品ながら評判良く全国公開となった作品
東北の海辺の街が舞台、タクシー運転手の父と大学進学で東京へ行った娘、そのタクシー運転手と乗客の母娘のストーリー。
■リトル・ダンサー

デジタルリマスター版で23年ぶりリバイバル上映されている不朽の感動作「リトル・ダンサー」
日本で公開されたのは2001年の1月、僕が40歳の時に観たんだな・・・
仕事変わって、新しい会社で事業を軌道に乗せようといろいろもがいてた頃、子供たちも小学生と小さく子供連れで出かけることは多くても自分一人や夫婦だけで出かけるのは今のように多くなかった頃、確か装苑か何かの雑誌の映画紹介で気になって映画館へ行ったんだったっけ・・・
ビリーの情熱と家族の愛に感涙の大傑作。
確かあのラストシーンに涙したんだったなと、覚悟してハンカチ握りしめ観たけど半分ぐらいからもう泣かされっぱなし。アダム・クーパーのラストシーンには涙で無く鳥肌だった!
T・レックス、クラッシュ、ジャムの音楽も最高!
■TWO TRAINS RUNIN'

京都文化博物館フィルムシアターで『TWO TRAINS RUNIN'』
今年の「ぴあフィルムフェスティバル」の為にピーター・バラカンさんが見つけてきた2016年にアメリカで製作された音楽ドキュメンタリー。
日本では公開も配信も予定無くPFFのみ東京で2回京都で昨夜の1回限りとたった3回の上映の為に字幕までつけてくれるという、何と言う贅沢な映画祭!
ミシシッピ・ジョン・ハート、サン・ハウス、スキップ・ジェイムス、今では音楽ファン、ブルーズファンなら良く知ったミュージシャン、1960年代初頭は誰も知らなかった、伝説の、化石のような存在だったらしい。
生きてるのか死んでるのか、今のように情報のない時代、残ってるのは1920年代1930年代に録音された古いSPレコードだけ。
1964年6月熱心なマニアが数少ない手がかりをもとに、ミシシッピーまで探しに行く、偶然にも東海岸からと西海岸からの二組の若者達、それぞれ同じ日にサン・ハウスとスキップ・ジェイムスを見つけ出す。彼らのこの無謀とも思える旅がなければ1960年代以降のブルーズ再評価はなかったかも。
当時は公民権運動の最中、映画ミシシッピー・バーニングでも描かれた事件、片方の三人が人権隔離政策を叫ぶ連中に殺害されてしまう事件もあった。
まさに政治と音楽の交差する瞬間を追った興味深い素晴らしい映画だったが一度だけの鑑賞ではとても頭に入り切らない情報量。
上映後にはピーター・バラカンさんの解説もあったが、さらなる情報量の多さ、容赦なく出てくるキーワード、いや〜大満足でした。
■グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声

ラッセル・クロウ主演の前作から24年
巨匠リドリー・スコット監督による続編
古代ローマの映像での再現がすごい、これは大きなスクリーンで観て良かった。
前作をイメージしたオープニングのアニメーションも良かったな!
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