山藤
- willbe-ito
- 2023年5月16日
- 読了時間: 1分
滋賀の自宅兼事務所から仕事で京都へ向かう通称途中越え
大原~八瀬の山間をぬける約30分のルートなのですが、季節によって移り替わる山々の様子を眺めながらのなかなか気持ちの良いドライブとなります。
新緑の中、所々に鮮やかな紫、今まさに咲き誇っている山藤と桐の花、山藤は下に垂れ下がり、桐は上向きで咲いています。
圧倒的に多いのは山藤、年々増えているように思います。
桐の木はその一本だけですが、藤はどんどん蔓を伸ばし勢力を増していくのでしょう。
他の人のSNSでも今年の山藤は、例年以上に目立ち美しいといった投稿が多くみられます。
しかしこの状態はあまり良いことではないそうです。
藤の蔓が他の樹木を覆い光合成を妨げ、幹に強く巻きついて木材の商品価値をさげてしまうそうです。
高齢化で山の手入れがされなくなったため勢力をのばしてるんですね。
藤の他には葛(かずら)も同じ、このふたつが絡み合うと「葛藤(かっとう)」となります。

写真は放置された資材置き場の壁を覆う山藤
淡いグリーンにペイントされた縦ストライプに凹凸の入った壁を背景に良いバランスで藤花が垂れ下がっています。
藤は和装の文様でモチーフとしてよく使われました。
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