TBT・1998年 諏訪市原田泰治美術館開館
- willbe-ito
- 7月3日
- 読了時間: 2分
木曜日はTBT「Throwback Thursday(スローバックサーズデー)」の略で、ある年を振り返ります。
今日振り返るのは1998年。
1990年代に入ってバブルが崩壊し日本経済は長いトンネルに入り1998年には完全失業率が過去最悪になり有効求人倍率も過去最低になるなど非常に厳しい時代でした。
企業のリストラや倒産も目立ちはじめ「平成大不況」の始まりの年だったように思います。
一方でこの年の2月長野オリンピックが開催され、長野県だけは前年1997年の長野新幹線開業効果もあり好景気に沸いていたように記憶しています。(オリンピック後、反動で長野経済は失速するのですが・・・)
信州は昔から好きなところでプライベートでも年中キャンプなど遊びに行っていた場所、仕事でも美術館の多い長野へは何度も出張で行っていました。
そんな時に入ってきた諏訪市に新しく原田泰治さんの美術館が開館するというニュース。
原田泰治さんは子供の頃の朝日新聞日曜版で親しんだ画家でもありました。
忘れもしないプライベートの信州旅行で中央道を車で走っている時に受けた原田泰治さんの奥さんからの電話、小布施の北斎館から紹介されたとのことでオリジナルグッズ開発の相談をしたいとの嬉しい連絡でした。
あれから27年か・・・
マグネットとポチ袋、限られたアイテムではありますが、お手伝いをさせていただきながら長くお付き合いをさせていただいており年末にいただくカレンダーは毎年の楽しみとなっています。
この写真は作らせていただいたポチ袋4種類。

原田泰治先生は3年前に急死されましたが、事業は長女の美室さんが引き継がれ昨年のちょうど今頃、梅雨末期の大雨の中、久しぶりに行った長野出張の時にタイミングよくお会いすることが出来ました。
先生によく似た、とても個性的で素敵な女性で、ご主人の正之さんはしっかりと支えとなっているような方でした。
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