Lady Gaga The MAYHEM Ball
- willbe-ito
- 1月23日
- 読了時間: 9分
昨夜は京セラドーム大阪で開催されたレディ・ガガの公演に行ってきました。
最新作「MAYHEM」(メイヘム:騒乱とか混沌という意味、おそらくガガ自身の内面を表現しています)をひっさげてのワールドツアー、全米~ヨーロッパ~オーストラリアと回り、日本、それも今回は大阪までやって来てくれました。4年ぶりの来日公演は京セラドーム大阪2回、東京ドーム4回の計6公演です。
昨夜の興奮冷めやらずの今、コンサートレポを今日のブログにまとめておきます。
実は僕自身今回は初の生ガガ様なんです。今まで関西での公演が神戸で1回だけというのもあるし、ワールドツアークラスのアーティストの公演にそれほど興味が無いということもあるんですが、そもそもレディ・ガガの熱烈なファンでもなかった僕が観に行きたいと思ったきっかけは、コーチェラフェスティバル2025のレディ・ガガのパフォーマンスをユーチューブで観たことです。このフェスは毎年4月にアメリカ・カリフォルニアの砂漠のど真中で開催される世界最大級のフェス、トップクラスのアーティストが出演し、音楽のトレンドとカルチャーを発信しています。
レディー・ガガは、2025年4月に行われたこのフェスティバルで「MAYHEM Ball」を初披露、それをたまたま配信で観たんです。「何なんだ?このショーは!」画面越しにでも初めて体験する感動でした。
そのすぐ後に発表されたジャパンツアー詳細、あのショーが日本で観れるのか!でもどうせ東京だけだろ・・・え?大阪もあるの!東京へ行くことを思えばチケットが少々高くても絶対に観たい!
今でも忘れない東京出張中の6月18日、Wi-Fiのつながる喫茶店にこもって申し込んだ事を覚えています。
SS席29,945円、あのショーが観れるならこれは安い!
あれから半年、ついにその日がやってきました。
ワールドツアー級のドーム公演は久しぶり過ぎて、前は確か2014年の京セラドームのイーグルスの再結成コンサート以来、あぁ、12年も前か、ここ数年は野球観戦で毎年東京ドームには何度か行くけど、アーティストのドーム公演って今はどんな感じ?と、友人にアドバイスもらったり当日までもあれこれ考えるのが楽しく、近付くにつれて日に日に気持ちはあがり、ユーチューブで全米公演やヨーロッパ公演のフル動画を繰り返し観て予習もバッチリです。
前日、1月21日の夜から22日の朝にかけては21日の公演を観た友人から「会場寒いよ」とか「30分もおして終わったのは10時過ぎてた」とか「ペットボトルは入り口で蓋(キャップ)回収されるよ」とか色々情報、もちろん「圧巻だった」「圧倒された」の感想付きで!
で、当日22日、早い目に仕事を切り上げ、どうせ遅くなるだろうと予約していた難波のホテルに4時前にチェックイン、京セラドームに着いたのは午後4時過ぎ、開場まで1時間弱、開演まではまだ3時間以上あるのに、すでに多くのファンで混雑しています。まずは今のうちにグッズ売場でお目当てのTシャツをゲット。
まわりを観察していると日本人だけじゃなく中国、韓国、タイやベトナムなど東南アジアからのお客さんも目に付きます。そうか、彼や彼女たちがガガを観ようと思うと日本まで来なくちゃいけないんだな・・・
コスプレをしているファンも多く、僕のようなにわかファンじゃなく、彼ら彼女らは正真正銘のリトル・モンスター!人盛りが出来ていた海外のコスプレイヤーさんと記念写真。
いやがうえにもお祭り気分は盛り上がり開場までの時間を楽しみます。

午後5時開場、SS席はスタンド1塁下段A列、スタンドの最前列の席でした。
ここならステージがよく見えるし、立ちっぱなしでなく時々座ることも出来るぞ!
ブラジル・リオのコパカバーナでのショー、トロント、ニューヨークマジソンスクエアガーデン、パリ、ユーチューブで何度も繰り返し観たコロッセオ風のオペラハウスのような舞台が目の前に!会場にながされているBGMのクラシックオペラが徐々にガガの世界へ誘ってくれます。

ステージ両サイドのスクリーンにはリアルタイムでファンからのメッセージや写真が映し出されます。
また、それに時々リアルタイムでガガ本人からの返事もあるという面白い仕掛け、開演までの2時間もあっという間でした。
いよいよ「メイヘムボール」ショーの開幕
このショーのタイトルは「The Art Of Personal Chaos」彼女自身のダークでゴシックな内面のカオスをアートに表現、過去と現在、自身ともうひとりの自分をステージ上で対峙させる壮大なショーで第1幕から4幕までと終幕の5幕+アンコールで構成されています。
冒頭、両サイドの大きなスクリーンにふたりのレディ・ガガが映し出されます。
向かって右は純真な白い衣装の金髪のガガ、左はダークな深紅の衣装と黒髪のガガ、ふたりがこのショーのマニフェストを読み上げ会場は暗転。
地鳴りのような歓声で会場が揺れ始めると深紅のベルベットの衣装でガガ登場、オペラ調の「Bloody Mary」で幕開け、ガガの「踊るか?死ぬか?」(友人のインスタで観た21日の公演でははっきり聞き取れなかったけど22日はバッチリ聞き取れました)の言葉で「Abracadabra」が始まると会場は総立ちに!ガガの「Hands up」の号令で皆こぶしを振り上げ会場は一体感に包まれます。
以下、当日のセットリストと共にあくまでも僕個人の受けた印象
*ちょっと記憶があいまいなところもありますが・・・
Act1:Of Velvet And Vice(第1幕:ベルベットと悪徳)
Bloody Mary
Abracadabra
Judas
Aura
Scheiβe
Garden of Eden
Poker Face
Abracadabra(Gesaffelstein Remix)
1幕のクライマックスはPoker Face、巨大なチェス盤の上で黒いガガが顔を白いレースで覆ったクイーンと対決し、黒いガガが白のクイーンを撃ち殺し「首をはねよ」と言い残し杖をついて去っていきます。その後スクリーンに映し出された白のクイーンのレースのマスクの下はガガ本人の顔。
ActⅡ:And She Fell Into A Gothic Dream(第2幕:そして彼女はゴシックな夢に落ちた)
Perfect Celebrity
Disease
Paparazzi
Love Game
Alejandro
The Beast
墓場のような箱の中から骸骨たちと一緒に目覚める白いクイーンで幕を開ける第2幕
第2幕は白いクイーンが主役のような印象、墓から抜け出した彼女はメタルアーマーと松葉杖、最後には松葉杖を捨て、身体を引っ張る布を振り払い前に進んでいく姿を見せる。
ActⅢ:The Beautiful Nightmare That Knows Her Name(第3幕:彼女の名前を知っている、美しい悪夢)
Killeh
Zombieboy
The Dead Dance
Love Drug
Applause
Just Dance
第3幕の幕があがるとステージ上には大きな頭蓋骨、Killehを歌いながら登場したガガは黒い衣装に赤い薔薇、ガガが頭蓋骨を動かすとガガと同じように黒い衣装のダンサーたちが出てくる、第3幕は黒いガガが主役で終始ダークでロックな印象です。
ActⅣ:Every Chessboard Has Two Queens(第4幕:すべてのチェス盤には、ふたりのクイーンがいる)
Shadow of a Man
Kill for Love
Born This Way
Million Reasons
Shallow
Die With a Smile
The Edge of Glory
Brown Eyes
Vanish Into You
第4幕でこのショーのクライマックスへ、大ヒット曲のBorn This Wayのラストでキラキラの紙吹雪が舞い、スタンド最前列の僕のところまで飛んできました。
ダンサーたちが引っ込むとステージにはガガと深紅の覆面衣装の女性だけ。
覆面衣装の女性が操る小舟に乗ってガガが歌うのは映画「アリー/スター誕生 愛のうた」でヒットしたShallowの独唱、「オペラ座の怪人」のファントム(怪人)とクリスティーヌを思わせました。
まさに、ここからがクライマックス、小舟が着いたステージの突端には一台のアップライトピアノが置かれています。ブルーノ・マースとの共作、大ヒットしたDie With a Smile ここで多くのファンが泣いていたのではないでしょうか。
歌の後はガガ自身も感激した様子でステージでぴょんぴょん飛び跳ね喜びを表現し手でハートマーク、「愛してます」を連呼、それまで一貫して決まった台詞かあおる言葉しか発して無かったガガがここで初めてリラックスした自分の言葉でアドリブのMC、その後も続けて予定になかった曲も歌ってくれました。
4幕の最後にはステージから客席へと降りて歌いながらファンに直接サインをするサービス、ファンであるリトルモンスターを大切にするガガらしい演出です。
この第4幕でガガが表したのは黒いダークな面も無垢な白い面もどちらも自分自身、対決するのではなくどちらも受け入れるというメッセージだと思いました。
いや、受け入れるではなくて、共存、過去の白い無垢なガガ、黒いダークな現在のガガ、どちらも自分自身、二面性を肯定するガガの答えです。
Finale:Eternai Aria of The Monster Heart(終幕:怪物の心が奏でる、永遠のアリア)
Bad Romance
この壮大なショーのフィナーレは「怪物は死なない」というガガの言葉と共に初期の大ヒット曲
白と赤の鳥のような衣装に独特の長い手袋、男性ダンサー達も女性ダンサー達も白い衣装、最後にはコロッセオのようなオペラハウスが炎に包まれます。(もちろん炎は映像ですが)
Encore:
How Bad Do U Want Me
The Fame
スクリーンに化粧を落としている楽屋のガガが映し出され、化粧を落とした後、素顔のガガが歌い始めます。歌いながら再びステージに登場したガガはスッピンに黒のニット帽、黒いラフな衣装でありのままの自分を見てくれと言っているようです。ガガの後登場したダンサー達もそれぞれにラフなTシャツ姿、会場が幸福感で包まれているようでした。
ダンサー達も素晴らしかった!
演奏するミュージシャン達はこのショーでは完全に裏方ですが、素晴らしい演奏でした。特に最初から最後まで上半身裸で演奏していたドラマー、終始ヘヴィーでタイトでパワフルなプレイでした。
最後にスマホでの撮影と動画の録画、国内のアーティストの場合はNGというのが多いのですが、プロ用機材以外であればOKでした。
なので皆、撮りまくり、おかげでコンサート終了後もフェイスブックやインスタに次から次に投稿されていました。僕もしましたが、いつまでも余韻を楽しめてGOODです!
Lady Gaga The MAYHEM Ballは単なるコンサートではなく演劇要素も含んでいるので、トニー賞にノミネートとの話もあるようです。もしトニー賞を取れば、グラミー、エミー、オスカー、そしてトニー、4大賞を取ることになります。辛口の評論家も五つ星通り越して六つ星をつけたとか!
そんなショーのフル動画、ユーチューブでいろいろ投稿されています。
大阪のショーも既にいくつかあがっていましが、お勧めは2025年5月3日ブラジルのリオデジャネイロのコパカバーナビーチで開催された無料コンサートのプロが撮影したフル動画、約2時間強です。
ご興味ある方はお時間のある時にでもじっくりとどうぞ!




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