TBT・2012年 Katagami Style展
- willbe-ito
- 5月22日
- 読了時間: 2分
木曜日はTBT「Throwback Thursday(スローバックサーズデー)」の略で、ある年を振り返ります。
テレビドラマをほとんど観ない僕でも、今は二つだけ毎週楽しみにしているドラマがあります。
日曜の夜、NHK BSで午後6時から大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
その後すぐ、NHK BSプレミアム4Kに変えて「あきない世傳金と銀2」
「あきない世傳金と銀」は、シーズン1から楽しんでいます。なにより展開が早く、内容も毎回見所があり面白い。高田郁さんの時代小説のドラマ化ですが、小説も読んでみたいと思っています。
で、先日放送された7話「鈴の小紋」よかったな!
小紋を染めるのを頑なに固辞していた染職人の力造さんが出来上がった伊勢型紙を見て伊勢白子型紙彫師の見事な仕事に応えるため染めることを引き受けてくれる場面、泣けたなぁ。
染める場面での力造さんの奥さん・お才さんの工程説明もわかりやすくてよかった。
そこで思い出したのが2012年に行われた展覧会「Katagami Style展」の事。
本棚から図録を出してきて見直していました。

この展覧会は、2012年の春に東京丸の内の三菱一号館美術館でスタートし、その後夏に京都国立近代美術館、秋に三重県立美術館の3館で開催されました。
その年の入館者数ベスト50に入るような展覧会ではなく、ヒットしたとは言えない展覧会でしたが、型彫技術の事や染の事がよくわかる素晴らしい展覧会でした。
染織の産地、京都で染色・織に関わるテキスタイルを仕事にしている自分にとっても、すごく勉強になるものでした。
主催者側のグッズ製作にはかかわれなかったのですが、京都と三重会場では、当時ウイルビーで扱っていた藍染小物を常設ショップで扱っていただきました。
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