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玉村さんの訃報

  • 1 時間前
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更新日:1 時間前

昨日、SNSでエッセイストでイラストレーター、信州で農場を経営されていた玉村豊男さんの訃報を知りました。玉村さんは趣味を事業化し、仕事中心だった僕はその生き方に憧れをもってみていました。

僕がはじめて玉村さんを知ったのは、40年ほど前、TBS系の土曜夜の報道番組ブロードキャスターにコメンテーターとして出演されていた時で、他にもクイズ番組等メディアによく出演されていました。

その後、しばらくテレビで見ないなと思っていたら東京から軽井沢に引っ越した田舎暮らしが婦人雑誌に紹介されていて、軽井沢では絵を描いたり本を執筆したり素敵な移住生活だなと羨ましく思っていました。


2002年の年末に玉村さんの義妹の松本圭子さんから突然ご連絡をいただき玉村さんの描いた絵でハンカチを作りたいという相談でした。2003年に東御市に「ヴィラデスト・ガーデン・ファーム&ワイナリー」という農園とレストランをオープンする予定でショップも併設しそこで販売するグッズを企画しているとの事でした。なんでも日本全国のめぼしいミュージアムショップを視察して回り、その中で長野小布施の北斎館で手にしたハンカチのクオリティー、再現性が自分たちが求めていたものだった、それで北斎館の人にどこで作っているか聞いてウイルビーに連絡をしてきたと言う事でした。

これにはご縁を感じずにはいられず年が明けた2003年、まだ寒い1月にはじめて東御市にうかがいました。年始のご挨拶も兼ねた長野出張にあわせ、ひととおり取引先をまわって佐久市で宿泊した翌朝、長野電鉄で向かった東御市、丘の上、というか山の中腹にある農園は雪が残り地面は凍り付いていてめちゃくちゃ寒かった事を覚えています。玉村豊男さんと奥様の抄恵子さん、松本圭子さんが出迎えてくれました。玉村さんの穏やかな人柄に触れ、ワインと料理への熱い思いを感じたことを今も思い出します。

その後、毎年、年に2度、長野の出張時には長野駅前でレンタカーを借りるとまず向かうのがヴィラデストでした。プライベートでも家内と一度うかがいレストランで食事をさせていただきました。

お仕事はラベンダーの絵のハンカチを何度かリピート製作し、他には携帯ルーペを何種類か作らせていただきました。お仕事がほとんど無くなってからもヴィラデストを訪ねるのは楽しいものでした。

もう長い間うかがってなくて、何年か前に病気の事を聞いてからは心配していました。

10年ほどの闘病だったとのこと、ご冥福をお祈りいたします。


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