季の詞歳時記「盆の月」

俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。

真向いも隣も空き家盆の月

僕の故郷の過疎の村も村外から川遊びに来る家族連れや帰省の人で少しは賑わうお盆休みです。

「盆の月」は初秋の季語、まだまだ残暑厳しく初秋と言われてもピンと来ず夏が延々と続いていくようですが、お盆を過ぎた今頃は人も去り一気に寂しく秋めいてくる山村なのだろうと思います。

実家のある通りは村で中心にありメインの通り、幕末の天誅組の変の激戦地でもあります。

今はこの俳句のとおり、しずかなものです。