季の詞歳時記「万緑」
- willbe-ito
- 6月22日
- 読了時間: 1分
俳句に素人の僕が母の作った俳句の中から好きなものを選んでこのブログで紹介しています。
万緑や赤き吊り橋みえかくれ
「万緑」は夏の季語、AIによると
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「見渡す限り一面の緑に覆われた夏の風景を表します。この言葉は、中国の詩人、王安石の「石榴詩」にある「万緑叢中紅一点」という句に由来し、中村草田男の俳句「万緑の中や吾子の歯生え初むる」によって俳句の季語として広く知られるようになりました。」
と、説明されています。
連日の猛暑に負けずぐんぐん勢いを増す植物の生命力を感じるこの頃です。

さて、この赤い吊り橋とは、故郷奈良県東吉野村の丹生川上神社中社近くに掛けられている吊り橋、「夢淵」、「東の滝」へ渡っていくために掛けられている吊り橋です。
神社の境内を過ぎるとすぐ三叉路があり、四郷へと向かう「蟻通し橋」を渡らず木津川方面へ少し歩いたところに掛かっている橋、木津川方面から見るとまさに万緑の中に見え隠れしています。
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